愛媛県宇和島市で2日、酒気帯び運転をしたタクシー運転手の男性が現行犯逮捕されました。その後に宇和島警察署の留置場で意識不明になり、3日朝に死亡が確認されました。警察が死因を調べています。
酒気帯び運転の現行犯で逮捕されていたのは、宇和島市柿原のタクシー運転手の男性(72)です。
警察の調べによりますと、男性は宇和島市柿原の道路で2日午後6時50分頃、基準の3.3倍にあたる呼気1リットル中0・5ミリグラムのアルコールを帯びて、自家用の軽乗用車を運転しました。
警察の調べに対し容疑を現場では否認していたものの、その後の宇和島警察署での取り調べで認めたということです。
男性は取り調べのあとに留置場へ入り、起床時間の3日午前7時頃に警察官が声をかけたところ反応がなく、布団の上で意識不明になっていることが判明。市内の病院に運ばれたものの約1時間後に死亡が確認されました。
警察署では夜間も定期的に留置場を見回っていて、15分前にも点検が行われ、この際の意識の有無は不明としています。
男性に目立った外傷などは確認されておらず、警察が死因などを調べています。
宇和島警察署は「留置施設で体調不良の人を発見した際は、速やかに救急要請するなど適切な対応に努めていきたい」としています。
#愛媛県 #宇和島市 #宇和島警察署 #道路交通法 #逮捕 #事件 #飲酒運転 #留置場 #死亡 #意識不明 #警察