国道2号 西広島バイパスの高架延伸事業の工事が、来月にも本格的に始まる予定であることが明らかになりました。
3日、行われた会議には経済界や行政の関係者が出席し、西広島バイパス延伸工事に伴う車線規制について渋滞を防ぐための対策が話し合われました。
その中で、広島市西区観音本町から中区平野町までの2・3キロ区間で進む延伸工事が来月にも本格化する予定であると明らかになりました。
延伸工事は現在、中央分離帯の撤去などの準備工事が行われ、夜間のみ6車線のうち2車線を通行止めにしていますが、本格工事が始まると昼間・2車線、夜間・4車線が規制されます。
規制により最大9キロの渋滞が発生するとの試算もあり、対策として4割程度の交通量削減が必要とされています。
会議では大規模な道路工事でも渋滞が発生しなかったというほかの事例が示され、
行政と経済界が協力して、迂回ルートや公共交通の利用を促すことを確認、官民一体となって今後協力していくことを申し合わせました。