愛媛県松山市の陸の玄関・JR松山駅の新しい駅舎が開業してから9月下旬で1年を迎えます。進まない駅周辺の再開発の現状について、中村知事は2日の定例会見で「野原の状態が続くと集客が厳しい」と苦言を呈しました。
中村知事:
「心配しているのは市が担う周辺整備と路面電車の延伸。こういった事業については何も見えていない。十数年間の月日って何だったんだろうなと正直言って思ってます」
JR松山駅は新しい駅舎が去年9月29日に開業。まもなく1年になるなか、周辺の再開発の現状に中村知事が苦言を呈しました。
中村知事:
「ともかく今野原のような状態が続いていたら集客が見込めない」
知事は「現状では駅の集客は厳しい」と危機感を示し、改めて市に対しスピード感を持った対応を求めました。
中村知事:
「これは市が決めることなので、私は余計なことをいう立場ではないんですけど、トップのビジョン、これがあって初めて動き始めます。そこをぜひ早く打ち出してほしい」
愛媛県が進める旧駅舎の撤去は今年度中に完了する見込み。松山市の今後の対応が注目されます。
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