京都市上京区で今月1日に住宅が全焼した火事で、警察は同居する妻を殺害しようと放火した疑いで住人の76歳の男を逮捕しました。
現住建造物等放火と殺人未遂の疑いで逮捕されたのは京都市上京区に住む無職・上羽政利容疑者(76)です。
上羽容疑者は今月1日午前、同居する妻(64)を殺害する目的で自宅に火をつけ全焼させた疑いが持たれています。
上羽容疑者の自宅と長屋続きの住宅あわせて5軒が全焼したほか、隣接する住宅なども焼損しました。
この火事で上羽容疑者は軽いけがをし、妻が付き添って病院に運ばれました。
警察の調べに対して上羽容疑者は容疑を認め、「前日にけんかをして腹が立った」、「家に火をつけて死のうと思った」という内容の供述をしているということです。