兵庫県の斎藤知事は3日の定例記者会見で、自民党で総裁選の前倒しを求める声が上がるなど、石破総理の辞任を求める動きについて、「去年斎藤知事自身が側近から辞任を促されたり、職員組合、政党や議会からも辞任を求められたが、政治家出処進退について、どう考えるか」と質問を受け、「政治家の出処進退は自身がどうしたいかという信念が大事だと考えている」と述べました。

【斎藤知事(3日定例会見で)】「昨年においては、私自身も副知事が辞職されるなど、大変厳しい状況もありましたけども、私自身はやはり県政をしっかり前に進めていきたいという思いで、県政を担うということが自分自身の責任の果たし方だという強い思いを持たせていただいて、辞職はしないということをさせていただいたところです。

首長といえども1人の人間ですから、大変厳しい状況の中で、本当に心がくじけそうになる場面もありましたけども、そんな中でもやはり自分が政治家として、知事として、仕事をしていきたいと。県民の皆さんにいい政策を届けていきたいという思いで、ある種歯を食いしばって頑張ってきたというところはありますので。

それぞれの政治家の出処進退というものは、そういった意味でもご自身がどうされたいかというところの信念というものが大事と考えています」

関西テレビ
関西テレビ

滋賀・京都・大阪・兵庫・奈良・和歌山・徳島の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。