県内有数のナシの産地である八代郡氷川町で台湾輸出用の出荷作業が2日から始まりました。
70戸の農家が吉野梨を栽培しているJAやつしろ吉野梨部会は、台湾で盛大に祝われる中秋節に合わせ毎年、ナシを輸出しています。
今年の中秋節は10月6日で、JAやつしろの選果場では2日から1玉1キロ前後の吉野梨『新高』の出荷作業が始まりました。
JAやつしろによりますと、今年は記録的な大雨の影響で収穫前の梨畑に土砂が流れ込む被害などがあったということですが、生産者の努力もあり、大きくて甘い梨に仕上がったということです。
出荷作業は4日まで行われ、1箱5キロ入り約2000ケースが輸出されるということです。