県内外の若者が地域の未来につながる夢の実現を目指すしまね未来共創チャレンジ、“みらチャレ”が2025年度も始まり、25歳以下の部の参加者が、地域課題の解決策や新たなビジネスプランなどを提案しました。
みらチャレU-25の参加者:
書くことを楽しいことにする文具としての筆記具の価値を、みなさんにどんどん伝えていけたらと思います。
9月1日は、しまね未来共創チャレンジ、通称“みらチャレ”の25歳以下の部の参加者10人が、アドバイス役を務める企業経営者など「共創サポーター」を前に地域の未来につながる新たなビジネスプランなどを提案しました。
みらチャレU-25の参加者:
今日は、我々が一年ほど行ってきたカーシェアリングの知見を活かして、大学生は車を安く所有できるカーシェアではなくカーリース事業を考えました。今、車を3台所有しているのですが、これが限界かなと。カーシェアでやっていくには。
共創サポーター モンスターラボホールディングス・いな川宏樹CEO:
トライして課題をみつけたところまではすごくいいと思うけど、解決方法がつまらない。もうちょっと何かないかな、僕は需要は結構あると思っている。
共創サポーター TSK山陰中央テレビ・田部長右衛門社長:
カーシェアの事業を自分で限界と言ったが、事業をやるのに限界って言ってはダメなんだよね。それを言った瞬間に終わり。その限界を突破するにはどうしたらいいのかという思考にいかないと、絶対に事業は成功しない。
みらチャレは、TSKグループ基金さんいん未来縁人と地域・教育魅力化プラットフォームが3年前にスタート。
若い世代が意欲的に取り組む、地域を盛り上げ世界を視野に入れた挑戦をサポートしています。
2025年度からは「18歳以下の部」と「25歳以下の部」の2部門で、地域課題の解決や新たなビジネスの創出などに挑戦します。
松江市の上定市長からも…。
松江市・上定市長:
柔軟に機動的に変化しなきゃいけないことはある。それが芯まで崩れてしまっては誰もついてこない。ここは譲れない芯のところは確保した上で、あとは柔軟であるべきだと思います。
行政の長として、そして、以前勤めた銀行員としての経験を踏まえながら、アドバイスを送りました。
応募があった11件から5つのプロジェクトが選ばれ、2026年2月まで、社会人のサポートを受けながら夢の実現を目指した実践的な取り組みを進めます。