9月に入っても止まらない猛烈な暑さ…。
鳥取と米子は5日連続の猛暑日を記録。
一方で、前線や湿った空気の影響で、局地的に天気が急変。
竜巻などの突風や落雷、急な強い雨に注意が必要です。
9月2日午前の鳥取砂丘では、晴れて厳しい日差しが観光客に容赦なく照り付けます。
午前の時点で気温が35℃を超えた鳥取市。
最高気温は36.6℃まで上がり、35.8℃を記録した米子とともに8月末から5日連続の猛暑日となりました。
観光客:
かき氷は買って食べながら行こうかと思ったら溶けちゃいました。
観光客:
日傘をもってくればよかったんですけど、忘れたので(肌が)焼けると思います。
杉谷紡生記者:
こちらのラクダもなんだかだるそうです。
9月らしさとはかけ離れた危険な暑さ。
観光客を乗せるラクダはいつもより休憩時間を増やしていますが、それでもぐったりです。
一方、2日朝の松江市は高気圧に覆われて晴れていましたが、暖かく湿った空気と前線の影響で局地的に雨雲が発生し、昼前に天気が急変しました。
すぐに天気は回復したものの午後は新たに発達した雨雲が発生。
杉谷紡生記者:
午後5時ごろの鳥取市です。急に雨が降ってきて、前が見えにくくなっています。
鳥取県と島根県東部、隠岐に竜巻注意情報が発表されていて、3日夜にかけて激しい突風や落雷、急な強い雨に注意が必要です。
鳥取を中心に今後2週間程度は最高気温が35℃に達するような厳しい暑さが続くほか、10月にかけても平年より気温が高くなる見込みで、気象台は熱中症に十分注意するよう呼びかけています。
鳥取市では午後5時半ごろから雷を伴って激しい雨が降り、鳥取市北部に大雨警報が発表されました。
この雷雨の影響と思われる停電も発生しています。
午後6時の時点で鳥取県内では鳥取市を中心に約4500戸が停電しています。
中国電力は、停電の原因を調べていて、発生後3時間以内の復旧を目指すとしています。
そしてJR西日本によると、山陰線の浜坂ー倉吉駅間、伯備線の根雨ー米子間、因美線の智頭ー鳥取駅間で大雨により運転が見合わせされています。
3日も前線の影響で不安定な天気が続く見込みで雷雨などに注意が必要です。
一方で、気温の高い状態が続き6日土曜日は鳥取や松江で最高気温35℃と予想されています。