プレスリリース配信元:TERASS
住宅購入を検討している一都三県在住カップル・ファミリー層向けの意識調査結果
不動産仲介関連サービスを提供する株式会社TERASS(東京都港区、代表取締役:江口亮介、以下TERASS)は、住宅購入を検討している一都三県在住の1,097名に「住宅購入検討者に関する意識調査」を実施しましたので、調査結果の概要を公開いたします。
※本調査における居住エリアの分類
【都心部】東京都23区内
【郊外】東京都 市部、神奈川県横浜市・川崎市、埼玉県さいたま市・川口市・草加市・戸田市・和光市・朝霞市・新座市・蕨市、千葉県市川市・浦安市・習志野市・船橋市・松戸市・柏市・流山市
【地方】一都三県の上記エリア以外の市部
家探しに対してストレスが大きいのは年収1,000~1,500万円の都心居住者
調査によると、住宅購入検討者の約7割という多くの方々が家探しにストレスを感じているという結果となりました。
特に高かったのが年収1,000~1,500万円の都心居住者です。ストレスを感じている人の割合は80%と高く、主な要因は価格と希望条件のギャップであると考えられます。都心では予算が高くても実際の物件価格に届かず、資産価値やエリアへのこだわりも強い傾向にあります。複数の住居タイプを並行検討する層も多く、検討負担が増大。金利上昇を見越す声も多く、住宅購入検討者の住宅市場動向への高い注目度が伺えます。
【フリーコメント】
- 東京の相場が高すぎて困っている。1億を出しても、この程度の広さの家にしか住めないとなると悲しくなる(都心部在住、20代女性、年収1,000~1,500万円未満)
- 金利上昇と、今後のマンション価格高騰が不安(都心部在住、30代男性、年収1,000~1,500万円未満)
- 物件の価格高騰に伴う選定の難しさがストレス。年齢によりローンにも限りがあると思われること、不動産バブルが弾けた後の資産価値の下落など。また、ネットで物件を探す際に、業者から予算以上の物件をどんどんオススメされるため、希望とマッチしないこともストレス(都心部在住、40代男性、年収1,000~1,500万円未満)
- 希望価格と希望条件で合う物件がなかなかない。土地勘のないエリアまで選択肢を広げると、実際の住環境が分からず、購入後に後悔しそう(地方在住、30代女性、年収1,000~1,500万円未満)
「いま住んでいるエリア内が理想」──都心居住者は8割以上が都心エリアを希望
住み替え先エリアにおいては、都心部に居住する人ほど、元の場所にこだわりが強い傾向があることが分かりました。さらに、都心居住者のうち年収500~1,000万円未満の層は80%が都心部を希望するのに対し、年収1,500万円以上の層は96.1%が都心部を希望するように、高収入の都心居住者ほど都心へのこだわりが強いことがわかります。通勤・通学の利便性、資産価値性への意識が強いため、エリアへのこだわりが強く、限られたエリア内での物件選びにストレスを抱えると考えられます。
【フリーコメント】
- 現在のエリア内で見つけるのが理想だが、駅の近さや保育園の近さを考えると高い。都心を離れると保育園を変えなければいけない、実家から離れてしまう、などの不安がある(都心部在住、20代男性、年収500~1,000万円未満)
- 希望エリアの価格がどんどん上がっており、せっかくモデルルームに行っても、想定を遥かに超えた価格を提示されて滅入ってしまう(都心部在住、30代男性、年収1,500万円未満)
- エリアをある程度限定して探しているので、希望に合う物件が見当たらない。希望条件を増やすと、物件金額が高くなり過ぎて、どこまで妥協できるか分からない(都心部在住、50代男性、年収500~1,000万円未満)
都心居住者の予算は高いが、“都心価格”の壁は厚い
住宅購入検討者が現実的に検討している金額は、平均6,138万円でした。居住エリア別に見ると、都心に行くほど予算は高くなる傾向があり、都心居住者の平均予算は7,056万円と、全体平均より900万円以上高いことが分かります。
一方で、2025年7月時点の東京23区中古マンション平均価格(70平方メートル )は1億477万円(※)と、現実的な予算では理想の条件で購入できないケースが多く、理想と現実のギャップが生じています。都心の物件価格上昇により、希望条件に見合う物件が見つかりにくい状況が、都心居住者の住宅検討ストレスが高いことの中心的な要因と考えられます。
※出典:東京カンテイ「三大都市圏・主要都市別/中古マンション70平方メートル 価格月別推移」
【フリーコメント】
- 中古を含め軒並みマンション価格が高い(都心部在住、30代男性、年収500~1,000万円未満)
- 少し待てば物件価格が下がるのかもと考えてしまい、購入に踏み切れない(都心部在住、40代男性、年収1,500万円以上)
- 理想の家が予算内で見つからない(都心部在住、50代男性、年収1,000~1,500万円未満)
住居タイプの並行検討率が高いのは年収1,000~1,500万円の都心居住者
購入したい住居タイプは、新築戸建て住宅が全体の71.6%、新築マンションが全体の57.4%と、価格高騰が続く中でも新築思考は強いことが読み取れます。さらに、住宅検討者の中でも、特に年収1,000~1,500万円の都心在住者は、いずれの住居タイプも検討に入れている割合が高く、複数の住居タイプを並行検討している人が多いことが分かりました。限られた条件の中で理想の物件を探すためには、選択肢を広げざるを得ないという実情があります。情報収集や比較作業に多くの時間と労力を費やすことが、ストレスの大きな要因となっていると考えられます。
【フリーコメント】
- 情報が多すぎて選びきれない(都心部在住、30代男性、年収1,500万円以上)
- 希望の物件を見つけるのに、時間がかかる。情報を登録するとたくさんの不動産から連絡が来て困る(都心部在住、40代男性、年収500~1,000万円未満)
- 現在の新築マンションはデザインなどは最新の印象を受けるが、設備や建築材料などの品質面が20年以上前に建てられた中古マンションと比較して低いと感じる。中古物件の方が耐震性なども良いのかなと思う(地方在住、50代男性、年収500~1,000万円未満)
都心居住者は「広さ」だけでなく「資産価値」も住宅購入を検討する動機に
住宅購入の主な動機としては、「より広い家に住みたい」(24.2%)が全体で最多となっています。一方で、年収1,000~1,500万円の都心居住者においては、「資産を持ちたい(=住宅を資産形成の手段と捉える)」が最多の動機でした。これは、将来的な価値の上昇を見据えて住宅を購入しようとする姿勢を示しており、居住と資産形成の両面から住宅を捉えている層が多いことがうかがえます。
また、住宅購入時に重視するポイントについては、全体で「広さ・間取り」(27.3%)が最多となり、次いで「物件価格」(23.2%)、「エリア(市町村や駅)」(20.7%)が続きました。一方で、エリア別に見ると、都心居住者では「資産価値」への注目度が高くなり、特に年収1,000~1,500万円の層では「資産価値」が29.7%と最も高い結果となりました。購入後の価格維持や上昇を視野に入れた意思決定が、都市部ほど一般化していると考えられます。
資産価値重視 vs 災害リスク重視──地域ごとの傾向の違い
住宅購入において、資産価値の観点から「購入時より資産価値が上がること」(46.6%)を意識している人が全体の中で最多となりました。居住エリア別に見ると、地方や郊外の居住者では「災害リスクへの強さ」を重視する割合も高い傾向にあり、都心居住者は「資産価値の下落幅が緩やかであること」も重視することが分かりました。エリアによって住宅購入時における価値基準に違いがあることが読み取れます。
【フリーコメント】
- 資産価値が減少しないかどうかが心配(都心部在住、40代男性、年収500~1,000万円未満)
- 世の中の情勢が不安定過ぎて、高額な買い物はリスキー。また、災害が多発しているのも懸念点(郊外在住、40代女性、年収1,500万円以上)
- 予算とエリアと災害リスクのバランスが難しい(郊外在住、30代女性、年収500~1,000万円未満)
「条件が整理されれば前向きに検討」が約3割、価格上昇の期待も高まる
住宅の検討への姿勢を前向きにするような事柄として、全体の33%が「外せない条件と妥協できる条件の整理がつくこと」と回答しました。住宅検討におけるストレスを抱える層が多い都心居住者においては、年収500~1,000万円の層は「不動産価格相場が今より下落すること」を期待するのに対し、年収1,000以上の層は「上昇する見通しが立つこと」を期待する傾向も読み取れます。都心の高収入層ほど、現在の価格上昇局面を“購入の好機”と捉えていることが考えられます。
約4割が「変動金利」を希望──金利に対するリスク志向の差も
住宅ローンの金利タイプにおいては、「変動金利」を希望する回答が全体の約40%となり、特に年収1,000~1,500万円層ではこの傾向が比較的高く見られました。一方、地方居住者は住宅ローンを使わず現金で支払う層も一定数見られました。
金利の見通しは「+1%未満~2%未満の上昇」を予想する人が多い
今後2~3年後の住宅ローン金利については、全体の約73%が「上がると思う」と回答しており、なかでも「+1%未満」が27.9%、「+1%以上~2%未満」が25.6%と多くなりました。また、年収が高い都心居住者ほど「今後金利は上がる」と予想する人の割合が高い結果となりました。
【フリーコメント】
- 頭金や住宅ローン、変動金利の上昇など含めて、冷静な判断が必要だと思う(地方在住、50代女性、年収500~1,000万円未満)
- 世界情勢が不安定で金利がどこまで上がるか読めない(都心部在住、30代女性、年収500~1,000万円未満)
- 今後は金利が上がると思うため、住宅ローンの金額もどうなるか見通しがつかない(都心部在住、40代男性、年収500~1,000万円未満)
【調査概要】
調査名:住宅購入検討者に関する意識調査
調査方法:インターネット調査
調査対象:一都三県に居住し、2年以内に住宅購入を検討している20~50代のカップル・ファミリー層(世帯年収500万円以上)
調査期間:2025年4月11日~4月15日
有効回答数:1,097名
調査主体:株式会社TERASS(調査委託先:株式会社マクロミル)
TERASSエージェントは、住宅購入検討者のお悩みにとことん寄り添うプロフェッショナル
今回の調査結果の通り、住宅購入検討にストレスを感じる方が非常に多い中、「自分は家を買うべきなのかどうかが分からない」「上限予算はいくらまでが適正なのか分からない」「希望条件に合う住まいが見つからない」「不動産会社の担当者に上手く”買わされてしまわないか”不安」といったお悩みに寄り添い、フルサポートするのが、全国 約800名のTERASSエージェントです。
TERASSエージェントはいわゆる「物件を売る営業担当者」ではなく、お客様が実現したい生活をふまえてお困りごとを解決しながら、一緒に理想の物件を探す住宅購入のプロ集団です。
選考通過率5%(平均)の厳しい基準をクリアし、徹底的にDXされた環境で働く独立エージェントのみで運営しており、お客さまとの時間を従来の約2倍確保できるため、物件提案だけではなく、家探しにまつわるさまざまなお悩みにとことん寄り添い、解決いたします。
また、TERASSエージェントには営業目標・ノルマが一切ありませんので、お客さまを会社都合で急かしたり、短期的な売り上げ目的のセールスを行うことはありません。お客さまの状況により、時には「いまは買わないほうがよい」「もっと予算を下げた方がよい」「この物件にはデメリットもあります」といったアドバイスも含めて、とことんお客さまに寄り添ったサポートを行います。
▼TERASSエージェントへの住宅購入相談はこちらから
https://terass.house/
【都心部のお客さま向け】コンサルティング契約課金型の住宅購入相談サービス「Terass Prime」
特に住宅購入の難易度が高い都心部で、“本気の家探し”をしたいお客さまには、コンサルティング契約課金型の住宅購入相談サービス「Terass Prime」をご提供しています。
「Terass Prime」は、都心物件に精通したプロと一緒に考える住宅購入コンサルティングサービスです。資産性をふまえた都心での住宅購入に熟達し、お客さまからの評価が高い不動産エージェントのみが対応することで、都心の不動産価格が過去最高を更新する中、住宅購入に悩む人々に“資産性”と“暮らし”を両立する選択肢を提供します。
<Terass Primeの特徴>
(1)事前課金型コンサルティングモデル
初回に3万円のコンサルティング契約料をいただき、購入に至った場合は仲介手数料を10%割引に。エージェントが1人のお客様に対してじっくりと向き合える仕組みです。
(2)「資産性」をふまえた物件選びができる都心物件に強い厳選エージェントのみが対応
人口推移・成約実績などのデータをもとに、都心での購入検討に欠かせない「資産性」の視点をふまえてのエリア・物件提案ができる、お客様からの評価の高いエージェントのみが対応します。
(3)「今は買わない方が良い」という判断も一緒に出せる相談スタイル
ライフプランを起点に、住んだ後の生活から逆算して予算を設計。今は買わない選択肢も含めて、納得感のある意思決定を支援します。
▼Terass Prime特設サイトはこちらから
https://lp.terass.com/prime_g017/
株式会社TERASS
TERASSは、DXで不動産売買の顧客体験を進化させる不動産テックと、全国 約800名のプロフェッショナルな不動産エージェントによる不動産仲介のコンサルティング・フルサポートにより、家を買う人、売る人、働く人すべての個人をエンパワーメントするフルスタック・スタートアップ企業です。
2019年4月に代表の江口亮介により創業、不動産エージェントの仲介業務をDXで支援する「次世代不動産エージェントファーム TERASS」事業を立ち上げ、不動産エージェントから提案が受けられる不動産サイト「Terass Offer(旧Agently)」や最適な住宅ローンを瞬時に検索・提案できる「Loan Checker」など、独自のテクノロジーを開発・提供しています。また、住宅ローンに関する銀行代理事業の開始、不動産売却時の"囲い込み"防止機能の実装、クロスボーダー不動産取引における業務提携、不動産に限らない資産形成関連サービスの拡充など、不動産売買・資産形成のあらゆるシーンをお客さまに寄り添い、オープンな取引へと変革。
いいエージェントといい不動産取引や資産形成ができる人を増やすことを目指しています。
https://terass.com/
■オフィス所在地
東 京:東京都港区虎ノ門2丁目2番1号 住友不動産虎ノ門タワー13階
名古屋:愛知県名古屋市中村区名駅3丁目28番12号大名古屋ビルヂング11階
大 阪:大阪府大阪市北区茶屋町16−1 H¹O梅田茶屋町 8階
福 岡:福岡県福岡市博多区博多駅前3-4-25アクロスキューブ博多駅前5階
札 幌:北海道札幌市北区北7条西2丁目8番地1 札幌北ビルディング9階
■会社情報
代表者名:江口 亮介
設立:2019年04月
■本件に関する報道関係者からのお問合せ先
株式会社TERASS 広報担当:長尾
メールアドレス:press@terass.com
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

データ提供 PR TIMES
本記事の内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES (release_fujitv@prtimes.co.jp)までご連絡ください。また、製品・サービスなどに関するお問い合わせに関しましては、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。