被害が顕在化してきた震災アスベストの現状をまとめた本が完成です。
阪神・淡路大震災で、建物の解体などでアスベストを吸いがんを発症したとして、これまでに8人が労災や公務災害に認定されていて、今後さらに増えると予想されます。
患者の支援をするNPO法人は、当時の状況や必要な対策などを本にまとめました。
【ひょうご労働安全衛生センター・西山和宏事務局長】「若い人たちにもアスベストの危険性、正しく怖さを知るっていう上において、ぜひこの本を活用していただきたい」
本は500冊発行され、兵庫県内を中心に図書館などに寄贈されます。
(関西テレビ「newsランナー」2025年9月1日放送)