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プレスリリース配信元:ピジョン株式会社

育休取得率は42%へ。取得期間についても3年間で大幅な伸長




 ピジョン株式会社 (本社:東京、社長:矢野 亮)は、2024年育児・介護休業法の改正(2025年4月・10月施行)を受け、男性の育休取得への意識や実態を調査しました。2022年に行った同内容の調査から3年が経ち、男性の育休取得に対する意識の高まりや実態の変化がうかがえる結果が明らかになりました。

「男性の育休取得に関する意識調査」主要トピック

- プレパパ(現在パートナーが第1子妊娠中の男性)自身の育休取得意向は、前回調査から12ポイント増加し、65%から77%へ。約8割のプレパパが育休取得を希望しており、男性の育休取得が意識として当たり前になっていることが示唆。
- 取得実態として、パパ(子のいる男性)の育休制度を利用しての育休取得率は26%から42%へと16ポイント増加。
- 取得期間について、前回調査では1週間以下の短期間取得率が58%とボリュームゾーンでしたが、現在は1~3週間程度の取得が34%と最も多く、1ヵ月以上の取得も15%から34%へ19ポイント増加し、大幅に伸長。

 国はこれまでも、男性の育児休業取得を推進するため、法整備を進めてきました。2021 年「改正育児・介護休業法」が成立し、2022年には「出生時育児休業(産後パパ育休)」制度の創設や企業側から従業員への育児休業制度の通知・取得促進の義務化が図られました。そして2025年4月から段階的に施行される法改正により、子の年齢に応じた柔軟な働き方を実現するための措置が拡充されるほか、育児休業等の取得状況の公表義務の対象が拡大されます。
 
 調査結果からは、社会でもたびたび話題にのぼる男性育休の取得期間について、価値観や家族のスタイルが多様化する今、各企業・団体が未だ模索している様子が伺えます。

■収入面の不安なく、親子のはじまりを支える「男性育休3ヵ月制度」導入
 ピジョンは、約20年前から男性社員の育児休業取得推進に取り組み、男性社員の1ヵ月間の育休取得率100%を維持しています。次なる取り組みとして、2025年3月に『親子関係のはじまりに重要なのは、生後すぐの3ヵ月間である』という考えから、有給で利用できる設計で、収入面に不安なく育児休業が取得できる期間を、従来の1ヵ月間から“最大3ヵ月間”にブラッシュアップした独自の育児休業制度「すくすくいっしょ制度」を設けました。

 60年以上赤ちゃんとご家族を見続けてきた当社は、パパが育休を取得する時期と期間が非常に重要だと考えています。特に生後3ヵ月頃までは、授乳や育児が軌道に乗るまでの親子関係を形成する上で大事な時期であり、産後の母体回復の観点からもパパをはじめとする母子のサポートを特に必要とする時期です。また、赤ちゃんとママ・パパが試行錯誤しながら、だんだんと親子の関係が深まっていくためにも非常に大切な時期です。

 長く続いていく育児はママ・パパのどちらかがサポーターに留まることなく、同じ目線で育児をすることが大切です。そのためにも、親子のはじまりである生後すぐから一緒に育児のスタートを切り、授乳や育児が軌道に乗るまでの3ヵ月間を共に過ごすことは非常に重要です。出産後の3ヵ月間を重要な時期と捉えつつ、価値観や家族のスタイルが多様化する中で、社員が希望した時期と期間で育児休業が取得できるよう、柔軟な制度設計にしています。

 当社は、育児をするママ・パパ、ご家族に寄り添う企業として、男性もより当たり前に育児ができるようになる社会を実現するため、今後も社会に対してさまざまな形で情報発信と子育てに関わるサポートをしていきます。

<資料:調査結果詳細> 


■調査概要
【事前調査】全国に住む25~39歳の既婚男性(事実婚を含む)かつ有職者 計4,438人 
【本調査】全国に住む25~39歳の既婚男性(事実婚を含む)かつ有職者 計300人 
調査期間:2025年4月21日~30日
調査手法:WEBアンケート調査
調査会社:株式会社イー・クオーレ

※本調査における設問内での「育休」及び「育休制度」とは、育児休業(国で定めた法律)と育児休暇(各企業が休暇制度のひとつとして任意で制定している制度)の両方を指しています。
※2022年は事前調査結果のため、参考値

●プレパパの育休取得意向は約8割にのぼる
 プレパパ(現在パートナーが第1子妊娠中の男性)の育休取得意向は、前回調査から12ポイント増加し、64.9%から77.0%へ。約8割のプレパパが育休取得をしたいと希望しており、男性の育休取得への意識が当たり前になってきていることが分かりました。




●パパの42%が育休制度を利用
 パパ(子のいる男性)の育休制度を利用しての育休取得率は26.4%から42.0%へと16ポイント増加。制度を利用しての育休取得が大幅に伸長している結果となりました。




●パパの育休取得期間は「1~3週間程度」と「1ヵ月以上」がいずれも約35%で、長期化へ
 2022年の調査ではパパの育休の取得期間は、1週間以下の短期間取得者が57.7%と最もボリュームゾーンでしたが、現在は1~3週間程度の取得が34.2%と最も多く、1ヵ月以上の取得も15.2%から34.2%へと2倍以上増加し、取得期間が伸びていることが分かりました。





【赤ちゃんリサーチ】とは
 育児用品を手掛ける当社が、育児の実態・トレンドなど幅広くリサーチした情報をお届けしていく取り組みです。

ピジョン株式会社
ピジョンは、育児用品をはじめ、マタニティ用品・介護用品・保育サービスなどを手掛けるブランドです。
60年以上に亘る研究に基づき、製品やサービスを提供することによって、この世界をもっと赤ちゃんにやさしい場所にしたいと考えています。
ピジョンは、赤ちゃんが生まれながらに持つ素晴らしい力を育み、すべての赤ちゃんがありのままに輝ける世界の創造を目指していきます。

赤ちゃんにやさしい未来に向けた世界中に広がる私たちの取り組みを下記でご紹介しています。
https://www.pigeon.co.jp/vision-of-a-baby-friendly-future/

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