データ提供 PR TIMES
本記事の内容に関するお問い合わせ、または掲載についてのお問い合わせは株式会社 PR TIMES (release_fujitv@prtimes.co.jp)までご連絡ください。また、製品・サービスなどに関するお問い合わせに関しましては、それぞれの発表企業・団体にご連絡ください。

プレスリリース配信元:株式会社Synergy Career

~子会社から親会社に行く方法は「成果を出す」が最多~

新卒大学生向けの就活情報サイト「就活の教科書」を運営する、株式会社Synergy Career(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:岡本 恵典)は、26卒と27卒の就活生を対象に、大手子会社に関する調査を実施いたしました。集計した200名の回答をもとにアンケート結果を報告します。
調査結果記事はこちら:https://reashu.com/report-ootekogaisha/

本プレスリリースの内容を転載・引用される場合は、情報の正確性を保つため、(https://reashu.com/report-ootekogaisha/)のURL明記をお願いします。




◆調査サマリー
1、就活生の4人に1人が親会社よりも大手子会社を志望
就活生の73.5%が親会社に入社したいと回答し、大多数を占めました。 一方で、「子会社に入社したい」と答えた人も26.5%でした。4人に1人以上が子会社を志望しており、就職難易度などの観点から一定の支持を集めていることがうかがえます。

2、大手子会社の印象「安定した働き方ができる」が最多
大手子会社のポジティブなイメージは、「安定した働き方ができる」(73人)が最多で、給与の高さやネームバリュー、福利厚生の充実も多く挙げられました。就活生にとって大手子会社は、安定性と待遇の良さが大きな魅力として認識されていることがわかります。

3、子会社から親会社に行く方法は「成果を出す」が最多
「子会社から親会社に行く方法」について最も多かった回答は「成果を出す」(73人)でした。一方で、「親会社にはいけない」と答えた人も35人おり、努力や仕組みで可能だと考える人が多い一方、実現には限界があるとの認識も見られました。

4、就活生の50.5%が大手子会社への就職を「勝ち組だと思う」
大手子会社への就職を勝ち組だと思うかという質問に対し、「非常にそう思う」「ややそう思う」を合計すると、50.5%が勝ち組だと思うと回答しました。 一方で「あまりそう思わない」「全くそう思わない」と否定的に捉える人は19.0%にとどまりました。 大手子会社への就職は、就活生にとって成功イメージとして受け止められていることがわかります。


◆大手子会社に関する調査に至った背景・調査概要
大手子会社とは、大手企業に50%以上の株式を保有されている子会社のことを指します。
参考:【入りやすい?】大手子会社のおすすめ企業ランキング一覧

就活市場では、売り手市場が続く近年においても、ネームバリューのある大企業は依然として高い人気を誇っています。
そこで今回は、就活生が「大手子会社」をどのように捉え、実際の企業選びにどのように活用しているのかを明らかにするために、「大手子会社に関する調査」を実施しました。

【アンケート内容】
- 大手企業の子会社とグループ会社の違いを理解していますか?
- 大手企業の親会社と子会社、どちらに入社したいですか?
- 大手企業の子会社に入社できたら勝ち組だと思いますか?
- 大手企業の子会社に当てはまると思うイメージをすべて選んでください。
- 子会社に就職した場合、どうすれば親会社に行けると思いますか?


【アンケート概要】
調査対象:26卒・27卒で就活中・就活を終えた学生
調査期間:2025年08月22日 ~ 2025年08月25日
調査方法:インターネット上でのアンケート調査
有効回答数:200人(男性71人:女性129人)

◆アンケート結果
(Q1)大手子会社とグループ会社の違いを理解している割合



「はっきりと理解している」「なんとなく理解している」と答えた人が合計49.5%、「あまり理解していない」「全く理解していない」と答えた人が合計50.5%で、ほぼ半数ずつに分かれる結果となりました。
この結果から、大手子会社とグループ会社の違いは「理解している人」と「理解していない人」とで二分されており、確かな知識として身についている人は決して多くないことがわかりました。

(Q2)親会社と子会社の志望度比較



「親会社に入社したい」と答えた人が73.5%と大多数を占めました。
一方で、「子会社に入社したい」と答えた人も26.5%おり、4人に1人以上が子会社を志望している結果となりました。

(Q3)大手子会社に入社できたら勝ち組だと思う割合



「非常にそう思う」(13.0%)「ややそう思う」(37.5%)を合計すると、50.5%が「勝ち組だと思う」と回答しました。
一方で「あまりそう思わない」(12.0%)「全くそう思わない」(7.0%)と否定的に捉える人は19.0%にとどまりました。
この結果から、大手子会社への入社をポジティブに評価する人が過半数を占めていることがわかりました。

(Q4-1)大手子会社のポジティブなイメージ



「大手子会社のポジティブなイメージ」について最も多かったのは 「安定した働き方ができる」(73人) でした。
次いで「中小企業より給与が高い」(61人)、「ネームバリューがある」(59人)、「親会社と同等の福利厚生」(55人)と続きました。
この結果から、大手子会社は安定性や待遇面で魅力があると認識されていることがわかりました。

(Q4-2)大手子会社のネガティブなイメージ



「大手子会社のネガティブなイメージ」について最も多かったのは 「親会社の影響を強く受ける」(68人) でした。
次いで「親会社と比べると給与が少ない」(62人)、「親会社との格差がありそう」(62人)が並び、待遇や立場の違いを懸念する声が目立ちました。
この結果から、子会社であるという構造的な不利さへの懸念が強いことがわかりました。

(Q5)子会社から親会社に行くには



子会社から親会社に行く方法について最も多い回答は 「成果を出す」(73人) でした。
一方で、「親会社にはいけない」と回答した就活生は35人でした。
この結果から、子会社から親会社に行くには努力や仕組みを通じて可能だと考える人が多い一方、必ずしも実現できるとは限らないという諦観も存在することがわかります。

◆総評
今回の調査から、就活生における大手子会社への理解度や志望度、評価の傾向が明らかになりました。
大手子会社とグループ会社の違いについては理解している人が49.5%、理解していない人が50.5%と、ちょうど二分される結果となりました。
志望度に関しては、親会社を志望する人が大多数を占めつつも、就活生の4人に1人は子会社を志望しており、大手子会社が一定の支持を集めていることが確認されました。
大手子会社のイメージについては、「安定した働き方ができる」や「待遇の良さ」などポジティブな面が多く挙げられる一方で、「親会社の影響を強く受ける」「給与面での格差」といったネガティブな見方も目立ち、就活生の間で評価が分かれている様子も見られました。
大手子会社への入社を「勝ち組だと思う」と答えた人は過半数を占め、大手子会社は就活生にとって“安定と成功”をイメージさせる存在であることが示されています。ただし、子会社から親会社へのキャリアパスについては「成果を出す」など努力や仕組みに期待する声が多い一方で、「親会社にはいけない」といった諦観も一定数存在しました。

企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ

PR TIMES
PR TIMES