22日午前、富士山を下山中の転んでケガをして歩けなくなった韓国籍の男性が静岡県警の山岳遭難救助隊に救助されました。

警察によりますと23日午前6時15分頃、韓国籍の60代男性が富士山の山頂から下山を始めた直後にバランスを崩して転倒し、右足首をケガをして自力で歩けなくなりました。

男性と一緒にいた団体ツアーのガイドが9合5勺の山荘に助けを求め、9合目の山小屋に常駐している山岳遭難救助隊2人が救助に出動しました。

男性は右足首が骨折している可能性があり隊員が男性を背負って9合目まで下山し、その後ブルドーザーで5合目まで搬送したということです。

男性は団体ツアー客で、22日に登山をはじめ7合目の山小屋で1泊し、23日午前2時頃から山頂へと出発していました。

警察は下山の際に疲れや気の緩みが出ることもあるため注意するよう呼びかけています。

テレビ静岡
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