関東を中心とした小中学校の教師が広島に集まり、平和学習について議論する新たな取り組みが始まりました。

21日開かれた「平和学習を考える教師の集い」に参加したのは、関東から来たおよそ20人の教師や広島市の教育関係者です。

被爆者が高齢となる中、若い世代の平和意識を高めようと修学旅行に取り入れる平和学習について先進的な事例などが紹介されました。
参加者は現地学習だけでなく、事前や事後の学習をどうつなげていくかなど熱心に議論しました。

【参加した東京の教師は】
「他校の先生方の取り組みを聞くことでそういうやり方、切り口があるんだと大変参考になります」

広島市によりますと、広島への修学旅行は西日本の学校が中心で、今後は、東日本からも増やしたい考えです。
研修は22日も原爆資料館の見学などが行われています。

テレビ新広島
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