愛媛県今治市の中学校で19日と20日、毒がある特定外来生物「セアカゴケグモ」のメス26匹と複数の卵の集合体が見つかったと、21日に発表されました。(画像提供・愛媛県)
今治市によりますと特定外来生物「セアカゴケグモ」が見つかったのは、今治市中日吉町にある日吉中学校。生徒が19日午前、テニスコート近くの排水溝で1匹を見つけ、教員がその後の調査で13匹を確認しました。さらに今治市が通報を受け、この日の午後に市の職員らが11匹と卵の集合体の卵のうを複数発見。20日は県の専門家も調査に加わって1匹を見つけ、あわせて26匹が確認されました。
見つかった「セアカゴケグモ」は全てメスで、卵のうを含めて駆除されました。
「セアカゴケグモ」は強い毒があり、咬まれると痛みや腫れを引き起こし、場合によっては重症化して吐き気や腹痛などの全身症状をきたすことがあるとされています。
健康の被害は確認されておらず、今治市はモニタリング調査を発見場所や周辺で定期的にすることを予定しています。
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