岩手県大船渡市の山林火災で被災した地域の小学生が、8月21日、日本航空の社員の指導のもと紙飛行機づくりに挑戦しました。
21日はJALグループの社員6人が大船渡市を訪れ、山林火災で被災した地域の小学生に紙飛行機の楽しさを伝える教室を開きました。
児童が挑戦したのはイカの形に似た「イカヒコーキ」づくり。
折り紙ヒコーキ協会の認定資格を持つ社員が、イカの頭の部分の折り方が特に大切とアドバイスするなか、児童たちは丁寧に折り目を合わせて紙飛行機をつくり上げました。
その後児童たちはできあがった紙飛行機が遠くまで届くよう工夫を凝らしながら何度も飛ばしあっていました。
参加した小学生からは「楽しかったけれど遠くに飛ばすのが難しかった」「先生たちに教えてもらえて心が温かくなったし楽しかった」などの声が聞かれました。
JAL岩手営業所 中井大輔所長
「この折り紙飛行機に思いをこめて将来の翼を広げて高く飛んでほしい」
JALグループでは各地でこの教室を開いていて、被災地の復興に向け今後も支援したいとしています。