気象庁は8月21日、全国の広い範囲に「高温に関する早期天候情報」を発表しました。東北太平洋側、関東甲信、東海、近畿、中国、四国、九州北部、九州南部・奄美地方では8月27日頃から、沖縄地方では29日頃から気温が平年に比べてかなり高くなる可能性があるとしています。
熱中症の危険性が高い状態が続き、屋外での活動等では飲料水や日陰を十分に確保するなど熱中症対策を行い、健康管理に注意するよう呼びかけています。また、農作物や家畜の管理等に注意が必要です。
1週間以内に高温が予測される場合には高温に関する気象情報を、翌日または当日に熱中症の危険性が極めて高い気象状況になることが予測される場合には熱中症警戒アラートを発表するということです。
■東北地方
東北太平洋側 8月27日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.6℃以上
東北太平洋側では、最近1週間程度、気温の高い状態が続いています。向こう2週間の気温も、暖かい空気に覆われやすいため、かなり高い日が多い見込みだということです。
■関東甲信地方
関東甲信地方 8月27日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.2℃以上
関東甲信地方では、最近1週間程度、気温の高い状態が続いていて、向こう2週間の気温も、暖かい空気に覆われやすいため、かなり高くなる見込みだということです。
■東海地方
東海地方 8月27日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.8℃以上
東海地方では、最近1週間程度、気温の高い状態が続いていて、向こう2週間の気温も、暖かい空気に覆われやすいため、かなり高くなる見込みだということです。
■近畿地方
近畿地方 8月27日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.1℃以上
近畿地方では、最近1週間程度、気温の高い状態が続いていて、向こう2週間の気温も、暖かい空気に覆われやすいため高く、かなり高くなる日が多い見込みだということです。
■中国地方
中国地方 8月27日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.5℃以上
中国地方では、最近1週間程度、気温の高い状態が続いていて、向こう2週間の気温も、暖かい空気に覆われやすいため高く、かなり高くなる日が多い見込みだということです。
■四国地方
四国地方 8月27日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.8℃以上
四国地方では、最近1週間程度、気温の高い状態が続いていて、向こう2週間の気温も、暖かい空気に覆われやすいため高く、かなり高くなる日が多い見込みだということです。
■九州北部地方(山口県を含む)
九州北部地方(山口県を含む) 8月27日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +2.0℃以上
九州北部地方(山口県を含む)では、最近1週間程度、気温の高い状態が続いていて、向こう2週間の気温も、暖かい空気に覆われやすいため高く、24日頃からはかなり高くなる見込みだということです。
■九州南部・奄美地方
九州南部・奄美地方 8月27日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +1.1℃以上
九州南部・奄美地方の向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため平年並か高い日が多く、九州南部では24日頃から、奄美地方では28日頃からかなり高くなる見込みだということです。
■沖縄地方
沖縄地方 8月29日頃から かなりの高温
かなりの高温の基準:5日間平均気温平年差 +0.8℃以上
沖縄地方の向こう2週間の気温は、暖かい空気に覆われやすいため高い日が多く、29日頃からはかなり高くなる可能性があるということです。
日本気象協会によりますと、高温に関する早期天候情報は、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しい高温となる可能性が、いつもより高まっているときに、6日前までに注意を呼びかける情報です。6日先から14日先までの期間で、5日間平均気温が「かなり高い」確率が30%以上と見込まれる場合に発表されるということです。