四国新幹線の導入に向けて機運を高めました。新幹線の早期実現を目指す期成会が8月21日、東京で大会を開き、導入を求める約45万人分の署名が集まったことを報告しました。その上で改めて国に要望書を提出しました。
四国新幹線整備促進期成会の会長を務める四国経済連合会の長井啓介会長と、四国4県の知事ら約700人が集まったのは、中央省庁に近い東京プリンスホテル。これまでの期成会の活動により四国の内外から45万2038人分の署名が集まったことが報告されました。
(四国新幹線 整備促進期成会 長井啓介会長)
「皆さまの「もう待てない」「次は四国だ」という切実な気持ち。いただいた思いを政府・中央にしっかり伝えることを約束する」
(香川県 池田豊人知事)
「「人口減少するから新幹線なんかやっていられない」という話を聞くが、反対。人口減少するからこそ新幹線網を作って人を動かして日本全体を発展させる」
四国新幹線を巡っては、岡山から瀬戸大橋を通って四国に入るルートで導入を目指そうと、四国4県の意向が一致していて、約45万人の署名は導入に向けた法定調査の実施に向けて大きな追い風となります。
大会終了後、長井会長らが自民党整備新幹線等鉄道調査会の稲田朋美会長に、導入を求める要望書を手渡しました。そして長井会長らは、ホテルを出て国土交通省の国定勇人政務官を訪ね、同じ内容の要望書を手渡しました。
(四国新幹線整備促進期成会 長井啓介会長)
「本日が次の新幹線の1歩と確信している。日本を底上げするためにも新幹線が必要ということも含めて訴えていく」
期成会の東京での大会は、今回で7回目となりました。