夏の甲子園に出場した花巻東ナイン(岩手県花巻市)が、8月20日に学校で報告会を開きました。
選手たちは自分たちのプレーを支えてくれた応援への感謝を伝えました。

20日は全校生徒約750人が温かい拍手でナインを迎えました。

3年連続の夏の甲子園出場となった花巻東は、1回戦ではセンバツ準優勝の和歌山県代表・智弁和歌山に4対1で勝利し、2年ぶりに初戦を突破しました。

続く2回戦は兵庫県代表の東洋大姫路と対戦し、終盤に追い上げを見せましたが、4対8で敗れました。

報告会では中村耕太朗キャプテンが応援への感謝を伝えました。
これに対し小田島順造校長は「初戦突破は、日々の積み重ね。活躍は学校の模範となる」とねぎらいました。

花巻東(3年)中村耕太朗主将
「(甲子園では)常に感謝の気持ちを持って、自分たちの力だけでプレーしているわけではないことを気付かされた」

花巻東(3年)森下祐帆選手
「自分がやることは精一杯やろうと決めていた。一生懸命プレーすることができて良かった」

一方、甲子園で4番バッターとして活躍した2年生の古城大翔選手は、新チームのキャプテンとして決意を新たにしていました。

新チームのキャプテン花巻東(2年)古城大翔選手
「自分たちも甲子園に出場するのが目標なんですけど、まず秋の大会から目の前の一戦に全力を尽くしてプレーしたい」

春のセンバツにつながる秋の県大会の地区予選は22日から始まり、花巻東の新チームは8月31日に初戦を迎えます。

岩手めんこいテレビ
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