北陸新幹線の延伸について与党整備新幹線建設推進プロジェクトチームが米原案を含むルートの再検証行う考えを示す中、今年6月に就任したJR西日本の倉坂昇治社長はこれまでの小浜・京都ルートでの整備を求める考えを示しました。

北陸新幹線の敦賀から新大阪までのルートは「小浜・京都ルート」で与党が合意していますが、京都や大阪が難色を示し、着工が先送りされています。

そのなか、先月与党プロジェクトチームの西田昌司参議院議員がルートの再検証を行う考えを明らかにしました。

20日の会見で北陸新幹線の延伸について問われたJR西日本の倉坂昇治社長は「北陸新幹線は大阪に直接乗り入れてこそ効果が出る」と述べ、これまで通り、小浜・京都ルートでの整備を求める考えを示しました。

*JR西日本倉坂昇治社長
「米原ルートに関しては沿線自治体の滋賀県、福井県が望んでいない。米原で乗り入れを直接することが現状難しいと思う。その意味では米原ルートを望んでいない」

富山テレビ
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