他人の住宅に無断で押し入り、9歳の女の子にわいせつな行為をしたとして逮捕・起訴された元島根県職員の男に対する裁判の初公判が20日に松江地裁で開かれ、検察は拘禁刑2年6か月を求刑しました。

不同意わいせつと住居侵入の罪に問われているのは、元島根県職員の39歳の男で、起訴状などによると被告の男は、現職だった6月に県東部で他人の住宅に押し入り、家にいた9歳の少女に対し、胸をさわるなどのわいせつ行為を行ったとして逮捕・起訴されました。

20日に松江地裁で開かれた初公判で検察は、犯行に至るまでに被害児童を尾行し、パンフレットの配布人を装って住宅を訪ねるなど計画的犯行で悪質だとして、拘禁刑2年6か月を求刑しました。

これに対し弁護側は、被告は被害者家族に250万円の賠償金を支払っていることや再発防止に向けた言葉を口にしているなどとして、情状酌量を求めました。

判決は、8月28日に言い渡されます。

TSKさんいん中央テレビ
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