福岡市で幼い3人の命が奪われた飲酒運転事故から25日で19年となる中、飲酒運転で加害者となった人の言葉を紹介するメッセージ展が始まりました。
20日から福岡県庁で始まった「償いのメッセージ展」では、飲酒運転で事故を起こした16人の手記が並んでいます。
「もう絶対にしません」「人生の全てが根元から変わってしまいました」など、反省や後悔、決意のメッセージがつづられています。
このメッセージ展は、19年前に福岡市東区の海の中道大橋で幼い3人のきょうだいが犠牲になった事故を受けた「飲酒運転撲滅週間」に合わせて開催されています。
県内で去年1年間に発生した飲酒運転による事故の件数は96件で、6年ぶりに増加に転じ、前の年と比べて9件多くなりました。
◆福岡県 生活安全課 北川敬之 係長
「これくらいはいいだろうとか、自分は大丈夫だろうとか、甘い考えが飲酒運転の重大な結果を招くことを十分に分かっていただきたい」
「償いのメッセージ展」は8月29日まで開かれています。