静岡県の2025年の一番茶の荒茶生産量が統計開始以来初めて鹿児島県に抜かれ、2位になりました。

農林水産省によりますと、2025年度の一番茶について、製品として仕上げる前の荒茶の生産量は前の年より1880トン減少して過去最低の8120トンとなり、統計開始以来初めて鹿児島県に首位の座を明け渡しました。

この結果について、農水省は県内では高齢化などで生産者が減っていることや4月から5月の気温が低く茶の芽の成長が抑えられたことを要因に挙げています。

静岡県は2024年における1年間の荒茶生産量でも鹿児島県に抜かれていて、県は生葉の収量が多い品種や輸出に向けて生産強化を行っていく考えです。

テレビ静岡
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