フジドリームエアラインズ(FDA)は山形と名古屋を結ぶ便について、2025年10月26日の冬ダイヤから「1日2往復」から「1日1往復」に減便すると発表した。

フジドリームエアラインズの山形と名古屋を結ぶ便は、2014年に「1日1往復」で運航が始まり、2016年に「1日2往復」に増便し、ビジネス・観光の両面で県内と東海地方を結ぶ重要な役割を果たしてきた。

しかし、コロナ禍で2020年度の山形ー名古屋便の利用客は2万人台に落ち込み、その後、回復したものの2024年度は利用客7万1159人・搭乗率58.5%だった。

フジドリームエアラインズは「需給バランスがマッチせず、整備費などのコスト高もあり減便の判断をした」としている。
ただし、年末年始の時期は1日2往復で対応する。

吉村知事は「燃料費などの増加で厳しい状況にあることは認識しているが、県としては来年度の上期ダイヤから2往復運航が再開されるよう強く求めていく」とコメントしている。

さくらんぼテレビ
さくらんぼテレビ

山形の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。