8月16日、ホーム開幕戦に臨んだマイナビ仙台。新戦力が躍動し、今後の戦いに期待を持たせる一戦となりました。
WEリーグ加入後、5シーズン目を迎えたマイナビ仙台レディース。昨シーズンはリーグ発足後、初めて最下位に低迷しましたが、新戦力を加えた新チームの船出にサポーターの期待が高まります。
サポーターは
「昨シーズン悔しい思いだったと思うので、今シーズンは悔しい思いを晴らしていただけるように、ぜひ頑張ってほしいなと思います。」
ホームユアスタでは去年11月以来、約9ヶ月ぶりとなる白星を狙う試合、前半17分、大西のクロスに3シーズンぶりに復帰した新戦力の矢形!得点とはなりませんでしたが、昨シーズン、リーグ2位、11得点を挙げた期待のストライカーが早速、決定機を作ります。
さらに、その10分後には左サイドでボールを受けた遠藤がカットインからシュート!ここはキーパー正面。先制点とはなりませんが試合を優位に進めます。
後半、さらに攻勢を強めるマイナビ仙台は、途中出場の新戦力、篠田帆花が存在感を見せます。今月、特別指定選手として加入した現役大学生は、自身の武器と語る切れ味鋭いドリブルで左サイドからチャンスを演出します。
後半27分、スルーパスに抜け出し、自らゴールに迫ると、試合終了間際にも持ち味のドリブル突破で2人のディフェンスをかわし、シュートを放ちますが、惜しくもゴールとはなりません。
相手の倍のシュートを放つなど、攻める姿勢を貫いたマイナビ仙台。開幕から2試合連続スコアレスドローとなりましたが、収穫の多い一戦となりました。
矢形美優選手
「率直に言うと悔しい。勝ち切りたかった」
篠田帆花
「点を取ることができなかったことが課題だった。そこを修正して来週頑張りたい」
マイナビ仙台は23日、アウェーでジェフユナイテッド市原・千葉レディースと対戦します。