JR西日本は、お盆期間中の利用状況を発表しました。
山陰エリアでは「スーパーはくと」が走る智頭線が前の年を上回った一方、「やくも」などが走る伯備線では、10日に降った大雨の影響で20%余り減少しました。
8月8日から17日までのお盆期間中の西日本エリアの特急列車の利用状況は、全体で2024年の同じ時期に比べ11%の増加となりました。
このうち線区別では、鳥取・倉吉と関西を結ぶ「スーパーはくと」が走る智頭線は、上り・下り合わせて約2万8000人で、2024年に比べ7%増加しました。
一方、出雲市と岡山を結ぶ「やくも」など伯備線では、上り・下り合わせて約3万7000人と、2024年に比べ21%減少しました。
JRは8月10日の大雨で「やくも」のほとんどの便が運休となったことが影響したとみています。