今月7日から富山県内を襲った大雨被害について、石破総理大臣は激甚災害に指定する方針を示しました。
*石破首相
「この度の大雨被害を激甚災害に指定する見込みとなっている」
石破総理は18日、今月6日からの大雨被害について、全国を対象に激甚災害に指定する方針を示しました。
県内では、今月7日からの雨の影響で、1人が死亡し2人が重軽傷を負ったほか、高岡市を中心に171棟の住宅などで浸水被害がありました。
また、農作物では高岡市、氷見市、小矢部市の田んぼ合わせて31.2ヘクタールで冠水するなどの被害が出ていました。
激甚災害に指定されれば、農地や農道、水路などの農業用施設の復旧に対する国の補助率が1割程度引き上げられ、地方の財政負担軽減につながることが期待されます。