富山県高岡市の10年後のあるべき姿を見据え、市政の指針を示す新総合計画の審議会が始まりました。
高岡市の新たな総合計画は現行の「ひとの力」に変わるもので、再来年、2027年度からの概ね10年間を見据えた市政の指針となります。
20日の審議会の初会合では経済界や学識経験者など37人の委員から高岡商工会議所の塩谷雄一会頭が会長に選出しました。
そして出町譲市長が「人口減少などの影響で、これからは厳しい10年となるが、いろんな可能性を見据え、みんなと一緒に元気で明るい高岡を作っていきたい」とあいさつしました。
審議会では、子育て支援や教育環境などの「みらい部会」や地域産業や観光資源の活用の「にぎわい部会」など3つの専門部会に分かれて議論し、パブリックコメントも含めて今年度中に基本構想を答申し来年末までに新しい総合計画を策定することにしています。