とやま市漁業協同組合の競り場が、来年から現在の2カ所から1カ所に統合されることになり、関係者による検討会が開かれました。
とやま市漁業協同組合は、23年前に四方と岩瀬、水橋町漁協が合併して以来、地区の事情もあって競りは四方本所と岩瀬支所の2ヵ所で行われてきましたが、より効率的な運用を目指そうと競り場を岩瀬支所の1ヵ所とすることにしました。
すでに競り場の荷捌き施設を拡張し、衛生管理を強化する工事が進められていて、来年4月からの運用開始を目指しています。
20日は、運用に向けた関係者の検討会が開かれましたが、競り場がなくなる四方地区からは「魚を運搬することが困難」などといった声もあり、具体的な話し合いは持ち越しとなりました。
組合では来月に改めて協議会を開き、運用方法について話し合うことにしています。