知床半島の羅臼岳で男性がヒグマに襲われ遺体で見つかった事故で、近くで駆除された親子グマ3頭のDNAを北海道の研究機関が調べた結果、男性を襲ったのは母グマだったことが分かりました。


 8月14日、オホーツク地方の斜里町にある羅臼岳で、登山客の曽田圭亮さん(26)がクマに襲われ亡くなりました。

 翌日、曽田さんの遺体の近くにいた親子グマ3頭をハンターが駆除。

 道の研究機関が曽田さんを襲った個体なのかDNA鑑定を進めていました。

 その結果、曽田さんの衣類に付着していたクマの体毛などが、母グマのものと一致したことがわかりました。

 このため、道はこのヒグマが曽田さんを襲ったと断定しました。

北海道文化放送
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