尾道市が進める小中学校の新校舎建設に反対する市民たちが、計画の中止を求めて住民監査請求を行いました。
住民監査請求を行ったのは、尾道市の住民ら1778人です。
尾道市は市内の3つの小学校と2つの中学校を統合し、新校舎を建設する計画を進めています。
請求では既存の校舎を活用すれば、30億円以上の費用を減らすことができるとして、新校舎の建設計画の中止を求めています。
【尾道の未来を考える会・福島光宏代表】
「すごい勢いで児童数が減少しているんです。市は子供たちのために校舎を新築すると言っていますけど、その借金は将来の子どもたちに重くのしかかる」
去年5月にも同様の監査請求を行いましたが棄却されていて、今回、請求が受理されれば60日以内に監査結果が公表されます。