万博会場での万引きの疑いで逮捕された東京の大学生ら。
新幹線の不正乗車で会場まで行ったとみられる大学生らについて、知人が「大宮でも繰り返していた」と明かしました。
東京都の無職・荒牧賢人容疑者(21)と大学生の名取利恭容疑者(21)は、万博会場でコラボ商品の扇子など9点を盗んだ疑いが持たれています。
警察によると、2人は黒いミャクミャクのぬいぐるみなどを万引きした疑いで、すでに逮捕された男3人と東京駅から新神戸駅までの新幹線を不正乗車して来たということです。
5人はいわゆる“撮り鉄”仲間で、グループを知る男性は、埼玉県の大宮駅などでも新幹線の不正乗車を繰り返していたと話します。
5人を知る人は「“大宮赤ラン軍団”と呼ばれていました。改札機を無理やり通ろうとする時に赤いランプが点滅するから。“赤ランプ”を繰り返して迷惑になっていた」「色んな場所で(駅員に)捕まった経験を武勇伝のように語っていた」と話します。
警察は15日、新たに20歳の大学生を窃盗の疑いで逮捕し、詳しい経緯を調べています。