アメリカのトランプ大統領は13日、ロシアのプーチン大統領と行う15日の首脳会談がうまくいけば、その直後にウクライナのゼレンスキー大統領も加えた3者会談を開く考えを明らかにしました。
トランプ大統領:
最初の米露会談がうまく行けば、直後に2つ目の会談を開きたい。プーチン大統領とゼレンスキー大統領が望むなら、私も加わる2つ目の会談だ。
トランプ氏は15日にアラスカで開かれる米露首脳会談を「最初の会談」と位置づけ、「2つ目の会談に向けたどだいを築く」と、ゼレンスキー氏を含めた会談を取り持つ意向を示しました。
一方で、「私が求める回答が得られず、適切ではないと感じたら、2つ目の会談はない」と述べ、米露会談の結果次第では3者会談を見送ると強調しました。
また、プーチン氏が停戦に応じなければ「非常に厳しい措置を取る」とロシアをけん制しました。
さらに「市民の殺害をやめさせられるか」との記者からの質問には、過去に会談後も攻撃があった事例を挙げ「答えはノーだ」と述べました。