人が集まる機会が増えるお盆の時期は感染症に注意が必要です。
今、新型コロナウイルスの感染者数が急増していて大分県が注意を呼び掛けています。
県によりますと8月10日までの1週間に報告された新型コロナの感染者数は1医療機関あたり7.84人でした。6週連続で前の週より増加しています。
保健所別では南部が最も多く12.80人、次いで大分市が10.82人などとなっています。
夏場に入って感染者が急増していて、およそ2か月前と比べると報告された感染者数は16倍以上になっています。
県の担当者は、この増加傾向はしばらく続くと話していて、親戚などで集まる機会が増えるお盆は、感染が広りやすいと指摘しています。
◆県健康政策・感染症対策課医師・池辺淑子課長
「普段会わない人と交流があったりとか、いつもと違う生活スタイルになるので交流が活発な後は(感染者数が)増えがちになるので、そういった意味では、皆さんいつもよりも注意していただきたい」
また、感染を防ぐため、エアコンをつけていても窓を少し開けるなど、換気を徹底してほしいと呼び掛けています。