愛媛県伊予市の男性がSNSでウソの投資話に誘われ、7500万円をだまし取られて警察が被害届を13日に受けました。県内のSNSを使った投資詐欺事件として、被害金額は3番目の規模ということです。

被害にあったのは伊予市内に住む農業の男性(50代)です。

警察によりますと男性は今年3月20日、スマートフォンで投資サイトに会員登録したあとSNS上の投資グループに加わり、創始者やサポート役を名乗る相手とやり取りするようになりました。

そしてグループのメンバーを装う相手から「今年の収益の核になる市場取引がある」などのメッセージが届き、投資サイト上に口座を開いて5月26日から6月13日までの間、指定された口座へ約6500万円を振り込みました。

このあと利益がサイト上で口座の残高が約1億2000万円になったように表示。メンバーから特別限定株を紹介されて7月4日に1000万円を振り込み、あわせて7500万円をだまし取られました。

男性はこのあとも特別限定株の購入を持ちかけられ、親族から現金を借りるために一緒に金融機関に行った際、職員が不審に思い警察に通報しました。

SNSを使った投資詐欺事件としては被害額は今年で最も多く、過去3番目の規模ということです。

警察はSNSやマッチングアプリで知り合ったあと、一度も会わず投資話をされた場合は詐欺を疑い、警察に相談するよう呼びかけています。

#愛媛県 #事件 #詐欺 #SNS #投資 #農家 #警察 #スマートフォン

テレビ愛媛
テレビ愛媛

愛媛の最新ニュース、身近な話題、災害や事故の速報などを発信します。