(菅井貴子気象予報士が解説)午後5時40分現在

◆きょう13日(水)の気温
 札幌の最高気温は29.2℃でした。
 太平洋側の内陸部は、厳しい暑さが続き、
 きょうの道内で最も高温となったのは、
 足寄町で31.8℃、次いでむかわ町穂別で31.3℃でした。
 なお、道東の内陸部では、大気の状態が不安定で、
 雨雲が発達していますので、あと1~2時間は、強い雨に気を付けて下さい。

◆ペルセウス座流星群
 ゆうべは、ペルセウス座流星群がピークを迎えました。
 旭川市や美瑛町では、撮影に成功し、
 夜空を横切るような流れ星がカメラに収められています。
 ピークは過ぎたとはいえ、まだまだ流れ星観測はできますので、
 今夜も日本海側や日高地方にお住まいの方は、
 夜空を見上げてみても良いかもしれません。
 夏休みのひとつの思い出にもなるといいですね。

◆お盆期間の天気
 ・14日(木)
 天気が下り坂です。
 南風が強まり、雲が次第に厚くなりそうです。
 気温は前日より2~6℃低く、しのぎやすくなるでしょう。
 ・15日(金)
 低気圧が通過するため、全道的に雨が降りそうです。
 雨量は最大50ミリで、川が増水し、流れが速くなりそうです。
 川のレジャーなどは、安全優先で計画を立てて下さい。
 ・16日(土)
 全道的に青空が広がるでしょう。
 日差しが強く、札幌の予想最高気温は31℃で、
 真夏日が戻りそうです。
 お墓参りや行楽は、熱中症に気を付けて下さい。
 ・17日(日)
 雨の所が多いでしょう。
 暑さを冷ます雨になり、日中も過ごしやすくなりそうです。

◆札幌10日間予報 14日(木)~23日(土)
 来週前半にかけて、2日周期で雨が降るでしょう。
 上空には秋の空気が入りはじめ、天気が変わりやすくなりそうです。
 20日(木)は、30℃予報で、まだ真夏日がありそうですが、
 23日(土)は、二十四節気の「処暑」で
 「暑さが収まるころ」という意味ですが、
 その日の最高気温は26℃で、暦通りとなりそうです。
 
◆全道の週間予報 14日(木)~20日(水)
 夏から秋へ、季節の変わり目で、周期的に天気が変わりそうです。
 気温変化も大きく、16日(土)は、北見や帯広で33℃予報です。
 ただ、朝晩は気温がぐっと下がり、肌寒いくらいになりますので、
 窓を開けたままお休みになると寝冷えをしてしまうかもしれません。
 一日の寒暖差にも、気を付けて下さい。

北海道文化放送
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