帝国データバンクによると、鳥取・境港市の板金工事業者「境港板金」が、8月1日に鳥取地裁米子支部から破産開始手続き決定を受けたことが分かりました。
負債額は約7100万円です。
境港板金は、1974年(昭和49年)8月に創業し、1985年4月に法人改組された板金工事業者で、建築板金工事を主体に屋根工事や外壁工事のほか、建築工事なども手がけ、地元の建築業者からの受注を獲得していました。
しかし近年は、受注件数の減少を余儀なくされ、2024年3月期の年売上高は約6200万円にとどまっていました。
この間、人件費や材料費の負担増によって、採算性が低調に推移、先行きの見通しが立たなくなり、2025年6月20日までに事業を停止、8月1日に鳥取地裁米子支部から破産手続き開始決定を受けました。
負債は、債権者40人に対し、約7100万円だということです。