通信アプリ・LINEを使った投資詐欺で、滋賀県に住む82歳の男性が約2億7500万円をだまし取られていたことが分かりました。
警察によると滋賀県大津市に住む82歳の男性はことしの5月ごろから7月までの間に通信アプリ・LINEで2つの投資に関するのグループの招待を受け、投資アシスタントと名乗る女性とメッセージのやり取りをしていました。
やり取りの中で「高配当の株が買える」「株を買うのは抽選になる」などと言われ、抽選に申し込んだところ、今度は「当選したので株を買うためのお金を入金して欲しい」と言われ、指定された口座に合計36回、約2億7500万円を振り込んでいたということです。
男性の息子が話を聞いて異変に気付き、男性が警察に届け出たことで発覚しました。
警察は「現金の振り込みを指示するものは詐欺とみて、必ず警察に相談してほしい」と注意を呼びかけています。