車を運転中にスピード違反で取り締まりを受けた男性が、パトカーを降りた後に突然車道上に移動し対向車にはねられ病院に搬送されました。
事故があったのは北海道喜茂別町の国道230号です。
9日午後6時ごろ、30代の男性が乗用車にはねられました。
男性は、頭を打って病院に搬送され治療を受けています。
男性は、午後3時30分ごろ札幌方面に車で走行中にスピード違反でパトカーに停止を求められ道路わきに停車しました。
午後5時15分ごろパトカー内で手続きを終えました。
警察によりますと男性は暴れたり、文句を言ったりはしていません。
男性はパトカーを降りた後、自分の車に戻らず道路わきに腰かけるなどしていたため、警察官が「手続き終わったので帰ってもいいですよ」などと言いました。
しかし、明確な返事はなく車に戻りませんでした。
警察官が見守っていると、午後6時ごろ突然車道の中央に移動し、50代の男性が運転する対向車にはねられたということです。
男性の車には家族が同乗していました。
警察で事故の状況を詳しく調べています。