九州南部で記録的な大雨となり、鹿児島県では土砂崩れなどの被害が広がりました。
鹿児島県の霧島市では一時、大雨特別警報が発表されるなど記録的な大雨となりました。
県内の姶良市では8日早朝の土砂崩れで住宅が倒壊し、住人の女性(30代)と連絡が取れなくなっていて、機動隊が夜通しで捜索を続けています。
午後11時半現在、赤や紫色の活発な雨雲が再び鹿児島県を中心に流れ込み、激しい雨が降っています。
今後、発達した雨雲は9日朝までは鹿児島県にかかり続け、その後、次第に九州北部が大雨となる予想です。
3連休は西日本を中心に広い範囲で警報級の大雨の恐れがあり、特に九州では引き続き土砂災害などに厳重に警戒してください。
また、秋田県の由利本荘市は8日午後10時55分に、3つの地域に5段階の警戒レベルのうち最も高い「レベル5」の「緊急安全確保」を出し、身の安全を守る行動を呼びかけています。