長野市の長野中央病院で約16年間にわたり多額の現金が盗まれた事件で、警察は8月7日、元職員の男を101万円余りを盗んだ疑いで逮捕しました。

盗みの疑いで逮捕されたのは長野中央病院の元職員で長野市の会社員の男(51)です。

警察によりますと、男は病院に勤務していた2018年9月から12月の間に、11回にわたって会計窓口のレジから現金合わせて101万円余りを盗んだ疑いです。

病院を運営する長野医療生活協同組合によりますと、男は16年ほど前からレジを閉める際、釣銭機から現金を取り出す手口で盗みを重ねていて、金額は約2740万円に上るということです。

組合は5月に刑事告訴していました。

調べに対し、男は容疑を認めているということで、警察は引き続き、余罪について調べています。

病院では、他の元職員2人も現金を盗んでいたことが判明していますが、すでに示談が成立しています。

長野放送
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