今年4月、宮城県丸森町を流れる阿武隈川に家庭ごみ約36.8キロを不法に投棄したとして、白石市に住む男2人が書類送検された。容疑はいずれも廃棄物処理法違反と河川法違反。
書類送検されたのは、白石市の会社員の男(29)とアルバイトの男(23)で、警察によると、2人は今年4月13日午後2時ごろ、共謀して家庭ごみを阿武隈川に投棄した疑いが持たれている。
投棄されたのは、衣類やおもちゃ、段ボールなどの生活ごみで、2人が当時同居していた住宅からの引っ越しに伴って出たものであったという。ごみは小型トラックで運ばれ、丸森町の羽出庭大橋から、その下を流れる阿武隈川に投げ捨てられた疑い。
警察は、周辺の防犯カメラ映像などから車両を特定し、捜査の結果、2人を検挙した。
調べに対し、2人はいずれも容疑を認めているという。
