プレスリリース配信元:コスモヘルス株式会社
50代以上のシニア1820名以上に『運動習慣と身体ケア』に関するアンケート調査を実施
シニア専門のマーケティングプラットホーム コスモラボ(会社名:コスモヘルス株式会社、本社:東京都港区、代表取締役社長 小塚 崇史)がシニア層の『運動習慣・身体ケア』に関するアンケートリサーチのレポートをリリースしました。本レポートでは、50代以上のシニア層を対象に運動習慣や身体ケアに関する意識と実態調査を実施しました。運動の頻度や内容、身体の不調、ケア手段、家庭用機器の利用状況など、シニア世代の健康管理行動の実情が明らかになりました。
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調査トピックス
◆手軽さを重視する運動習慣の選択
運動習慣として「ウォーキングや散歩」(31.4%)が最多を占め、継続しやすく身体への負担が少ない活動が好まれています。シニア世代は無理のない範囲で継続できる運動を選択する傾向が強く、日常生活に取り入れやすい手軽さが運動習慣の定着における重要な要素となっています。
◆興味のあるケア・施術は手技と機器
「手技(マッサージ等)」が46.7%、「電位治療(機器使用)」が45.9%とほぼ同率で上位を占め、シニアは“人の手”と“機器”の両方に高い関心を示しています。自宅で継続できる機器治療への期待も強く、ケア方法の多様性が求められていることが明らかになりました。
◆実効性を最重視する機器選択基準
ケア機器選定で最も重視される要素は「効果を実感できるか」(78.6%)で、約8割を占めています。シニア世代は機器の購入や利用において、明確な効果の実感を最優先に考える実用主義的な傾向が顕著で、体感できる効果が継続利用の決定的要因となっています。
1:現在のご自身の運動習慣をお答えください (複数回答可)(有効回答者数:1821名)
「ウォーキングや散歩」(31.4%)がトップで、「特に何もしていない」(30.6%)や、「ストレッチやヨガなどゆるやかな運動」(23.8%)が続きます。運動習慣のある層では、日常生活に組み込みやすく身体への負担が少ない活動が選ばれる傾向が明確です。一方で3割が運動習慣を持たない現実もあり、シニア世代の健康格差が浮き彫りになっています。
2:運動習慣全体の頻度はどれくらいですか?(有効回答者数:1821名)
「ほぼ毎日」(30.0%)と、「週に2~3回程度」(28.4%)、「ほとんど運動していない」(28.0%)がほぼ同水準となっています。運動を習慣化しているシニアが約6割存在する一方で、運動習慣のないシニアも3割近くいる二極化の状況が明らかです。
3:現在、身体のどこかに不調はありますか? (複数回答可)(有効回答者数:1821名)
「腰の痛み(例:慢性腰痛、脊柱管狭窄症など)」(32.7%)がトップで、「首・肩のこりや痛み(例:肩こり、五十肩など)」(30.7%)、「特に不調はない」(24.4%)と続きます。腰痛と首・肩こりが主要な不調として挙げられており、加齢に伴う筋骨格系の問題が顕著に表れています。
4:不調を感じたとき、どのようなケアをしていますか? (複数回答可)(有効回答者数:1821名)
「自宅でストレッチ・体操をする」(36.2%)が最多で、「整骨院・病院などに通院する」(31.0%)、「マッサージ機・家庭用ケア機器を使う」(29.3%)が続きます。自宅でのセルフケアが最も支持されている結果は、シニア世代が自分のペースで手軽にできるケア方法を重視していることを示しています。
5:どのようなケア・施術に興味がありますか? (複数回答可)(有効回答者数:1821名)
「手技(マッサージ・指圧・ストレッチなど)」(46.7%)と「電位治療(低周波などの機器を使用)」(45.9%)がほぼ同水準でトップ、「周波数治療器」(21.9%)が続きます。人の手による直接的なケアと機器を用いた治療への関心がほぼ同等に高いことから、シニア世代は多様なケア方法を求めていることが分かります。
6:ご家庭で治療器や健康器具をお持ちですか?(有効回答者数:1821名)
「はい」(68.8%)が約7割を占め、「いいえ」(31.2%)を大きく上回っています。家庭での健康器具保有率の高さは、シニア世代の自主的な健康管理への意識の高さと、日常的なケアの必要性を感じている実態を表しています。
この高い保有率は、病院や治療院への通院だけでなく、家庭での継続的なケアを重視する傾向の表れであり、健康維持に対する積極的な姿勢を示しています。
7:自宅でのケア機器を使う際に重視するポイントは? (複数回答可)(有効回答者数:1252名)
「効果を実感できるか」(78.6%)が圧倒的トップで、「安全性」(39.7%)、「操作の簡単さ」(35.9%)が続きます。約8割が効果の実感を最重視している結果は、シニア世代が機器選択において実用主義的なアプローチを取っていることを明確に示しています。投資に見合う効果を求める姿勢が顕著で、体感できる改善がなければ継続使用に至らないシニア世代の判断基準が浮き彫りになりました。
8:自宅でのケア機器を選ぶとしたら重視するポイントはなんですか? (複数回答可)(有効回答者数:569名)
「効果を実感できるか」(71.5%)がトップで、「価格」(59.8%)、「安全性」(36.2%)が続きます。効果の実感と価格のバランスを重視する傾向が明確で、シニア世代は機能性と経済性の両立を求めていることが分かります。約7割が効果を最重視し、約6割が価格を考慮する結果は、費用対効果を慎重に判断する堅実な消費行動を示しています。
総評
本調査から見えてきたのは、「自主的な健康管理への高い意識と実用性重視の選択行動」というシニア層の身体ケア行動の特徴です。運動習慣では「ウォーキングや散歩」(31.4%)が最多を占める一方、「特に何もしていない」(30.6%)も3割近くあり、健康意識の個人差が大きいことが明らかになりました。
身体の不調については「腰の痛み(例:慢性腰痛、脊柱管狭窄症など)」(32.7%)と「首・肩のこりや痛み(例:肩こり、五十肩など)」(30.7%)が主要な課題として浮上し、7割以上が何らかの不調を抱えている現実が示されました。これに対するケア方法として「自宅でストレッチ・体操をする」(36.2%)が最も支持され、家庭での自主的なケアが主流となっています。
「ほぼ毎日」(30.0%)運動するシニアと「ほとんど運動していない」(28.0%)シニアがほぼ同数存在する二極化の状況は、個人の健康意識や生活環境の違いを反映しています。興味のあるケア方法では「手技(マッサージ・指圧・ストレッチなど)」(46.7%)と「電位治療(低周波などの機器を使用)」(45.9%)への関心が高く、多様なアプローチへのニーズが確認されました。
家庭用ケア機器の保有率は「はい」(68.8%)と高い結果でした。機器選択の基準では「効果を実感できるか」(78.6%)が最重要視され、シニア世代の実用主義的な判断基準が明確になりました。
今後のシニア向け健康支援においては、継続しやすい運動プログラムの提供、効果を実感できる家庭用ケア機器の開発、そして個人差を考慮した段階的な健康管理支援が重要となります。シニア世代の自主的な健康管理意欲を活かし、実用性と安全性を兼ね備えたソリューションの提供が求められています。
本レポート以外にも、様々なテーマのシニア調査レポートを掲載しています。
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調査概要
■調査方法:ネットリサーチ■調査地域:全国
■対象者 :「コスモラボ」のアンケートモニター
■回答総数:1821
■調査対象期間:2025年7月2日
データのご利用に関して
レポートの著作権は、コスモヘルス株式会社が保有します。調査データの引用・転載の際は、「コスモヘルス株式会社調べ」と出典を明記いただき、
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会社概要
◾社名 :コスモヘルス株式会社◾代表者:代表取締役社長 小塚 崇史
◾本社 :東京都港区新橋1-12-9-10F
◾設立 :1984年7月1日
◾資本金:1億円
◾URL :https://www.cosmohealth.co.jp/
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