夏休み中の小学生に避難所での生活を体験してもらう「防災キャンプ」が岩手県久慈市で行われています。

この体験会は、子どもたちに防災意識を高めてもらおうと、8月5日と6日、久慈市が行っているもので、市内の小学4年生から6年生10人が参加しました。

子どもたちははじめに、市の職員や防災士に手伝ってもらいながら、避難所で使うテントや簡易ベットの設営を行いました。

その後、非常食のご飯を使ってカレーを作り、避難所での食事の大切さを学んでいました。

参加した児童
「高い所に逃げて、津波がどこまで来るのか、ハザードマップとかで分かった」
「津波っていつ来るかわからないので、来る前に準備をしておきたい」

久慈市防災危機管理課 工藤健二課長
「日頃から備えておけば、安心して避難行動が取れるということを、子どもたちに知ってもらって、少しずつ広めていってもらえれば」

参加者の中には、7月30日の津波警報で実際に避難した子どももいて、それぞれに災害についての知識を深めていました。

(岩手めんこいテレビ)

岩手めんこいテレビ
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