大阪府立高校に通う3年生の男子生徒が野球部の顧問から不適切な指導を受け精神的苦痛を受けたとして保護者が監査請求を行いました。
大阪府立高校の3年の男子生徒はことし4月、授業中にスマートフォンを使っていたとして、所属していた野球部の男性顧問から部活動への参加や大会への出場を認められず、最終的に退部しました。
父親は学校に対し処分が重すぎるとして調査を求めましたが校長は「パワハラではない」として応じなかったということです。
父親は、生徒が精神的苦痛を受けたとして、大阪府に対して顧問の監査を行うよう求めています。
一方、学校側は「顧問は頑張ってほしいという思いだったが退部という決断をさせてしまったことは残念」としています。