一部地域で深刻な水不足となっている京都府で、知事らが対策について協議しました。
4日、京都府で行われた緊急対策会議には、西脇知事などが参加しました。
京都府では、一部地域でことし7月の降水量が例年のおよそ1割にとどまっています。
会議では、イネが枯れたり、万願寺とうがらしなどの京野菜が変形するといった被害が報告され、西脇知事は、40℃を超える暑さを記録する中で、対策を急ぐ必要があるとしました。
【京都府・西脇隆俊知事】「ポンプや給水車の貸出も含めて『オール京都府体制』で取り組んでいただきたい」
京都府は、宮津市の下水処理施設で処理した水を、農業用水として運用する取り組みを始めるということです。
