福島県は、2024年度における県内市町村へのふるさと納税の寄付実績を公表し、59市町村合わせて37万3,729件・101億8,973万円と、初めて100億円を突破した。
前年度から41,319件・13億2,327万円の増加で、件数・金額ともに過去最高となった。

寄付額が最も多いのはフルーツの返礼品などが好評な福島市で約21億3,000万円、次いでビールなどの返礼品が人気の本宮市が約9億4,000万円、コメやカメラレンズなどが人気の磐梯町が約7億1,000万円と続く。

また、コメの価格高騰などを受け、会津地方でコメの定期便などを返礼品にしている自治体なども寄付額をのばしているという。

福島県は「ふるさと納税は市町村の貴重な財源でもあるので、制度に準じた適切な運用を支援していきたい」としている。

【寄付金額上位10市町村(括弧内はおよその件数・金額と人気の返礼品)】
1位:福島市(8万件・21億3,000万円・フルーツなど)
2位:本宮市(4万5,000件・9億4,000万円・ビールなど)
3位:磐梯町(1万9,000件・7億1,000万円・コメやカメラレンズなど)
4位:いわき市(2万2,000件・6億7,000万円・水産物など)
5位:棚倉町(2万7,000件・6億3,000万円・紙おむつなど)
6位:会津坂下町(1万5,000件・6億2,000万円・乳製品や馬刺しなど)
7位:白河市(1万2,000件・5億8,000万円・氷菓など)
8位:伊達市(3万2,000件・5億4,000万円・モモなど)
9位:会津若松市(1万件・3億6,000万円・馬刺しなど)
10位:国見町(5,000件・3億2,000万円・モモなど)

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