小学6年生と中学3年生を対象に行われた「全国学力テスト」の結果が公表されました。
岩手県は小学校の「算数」と「理科」、中学校の「数学」と「理科」で全国平均を下回りました。
これは全国の小学6年生と中学3年生を対象に、学力を把握し教育の充実を図ろうと毎年行われています。
2025年は県内の児童と生徒合わせて1万7000人余りが参加し、小学校が「国語」「算数」「理科」、中学校が「国語」「数学」「理科」のそれぞれ3教科を実施しました。
その結果「国語」の平均正答率は小学校が67%、中学校が54%と全国平均並みだった一方で、「理科」は小学校・中学校ともに全国平均を下回りました。
また小学校の「算数」は全国平均より4ポイント低い54パーセント、中学校の「数学」は全国平均より5ポイント低い43パーセントでした。
県教育委員会では「結果の分析を進めるとともにタブレットやデジタル教材を活用しながら学力の向上につなげたい」としています。