8月4日は『箸の日』です。この日にあわせてYouTubeで公開されています。
玉名郡南関町にある箸メーカー『ヤマチク』が製作した短編映画が完成し試写会が開かれました。

短編映画『いただきます』の完成披露試写会が3日、熊本市で開かれました。

この映画は、南関町で竹の素材を生かした箸づくりを行う『ヤマチク』が、
「いただきます」とあいさつする日本の文化を国内外に発信しようと製作。

熊本から、就職を機に上京した息子のもとを心配した母親が訪ねるシーンから始まり、「いただきます」という言葉を通してすれ違っていた親子の絆を取り戻していくストーリーです。
試写会には、主人公の息子・涼太を演じた菊池市出身の俳優、岡田 蓮さんや、
母親役の熊本市出身のフリーアナウンサー村上 美香さん、そして、熊本市出身の映像作家中川 典彌監督が登壇しました。
【主人公・涼太役 岡田 蓮さん】
「年齢を問わず『いただきます』を言うことによって心が温かくなるのを感じた」

観客の反応は…

【観客】
「すてきな映画を〈ごちそうさまでした〉。25分という短編映画の中で
予想以上のメッセージの多さと重さでいろいろ感じるものがあった」

【観客】
「〈家族の絆〉というものが食を通じて表れていたところに非常に感動しました」

【ヤマチク山崎 彰悟代表取締役】
「(世界に)日本食が広まった。箸文化も広がっている。『いただきます』もそこに載せて広がっていくべき文化だと思うし、日本人はそこをもっと誇っていい」

短編映画『いただきます』は4日からYouTubeで公開されています。

【会場一同】
「せーの いただきます」

テレビ熊本
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