鹿児島県勢初の快挙です。
連日熱戦が続いている全国高校総体=インターハイ、2日行われた男子サッカー決勝では県代表の神村学園がPKまでもつれた激闘を制し、悲願の初優勝に輝きました。
神村学園劇的初優勝へのカウントダウンは、準決勝から始まっていました。
1日の準決勝。
福島県・尚志に先制を許した白いユニホームの神村学園は、後半14分、10番佐々木のこの位置からのロングシュート!
そして試合終了間際、ペナルティエリアのわずかに外でファウルを受け、フリーキックのチャンスに再び10番佐々木!
想いの乗ったボールはゴール右上に吸い込まれ、神村学園が劇的逆転勝利を収めます。
神村学園 同点、決勝ゴール・佐々木悠太選手(3年)
「(決勝ゴールは)めちゃくちゃうれしくて。興奮しすぎて何も覚えてないです。(決勝は)きっ抗した試合になるのは間違いなくて、絶対優勝したいです」
この言葉通り、決勝戦は拮抗した展開に。
決勝の相手は青のユニホーム熊本代表・大津。
1点を追いかける神村は後半アディショナルタイム。
右サイド20番竹野のクロスに、抜け出した13番日高!
土壇場で同点に追いつきます。
前後半10分の延長戦で先手を打ったのは神村でした。
ロングスローのこぼれ球に反応したのは途中出場、7番細山田!
しかし、後半大津が追いつき、優勝の行方はPK戦に。
大津は8人目が外し、神村は22番東若がきっちり決めて、神村学園が2024年準優勝の悔しさを晴らす初優勝、鹿児島県勢としても初優勝の快挙を成し遂げました!